オンクリート73R(無着色エポキシ樹脂)に各種骨材 を配合し、コテで仕上げる素地調整材です。
コンクリート、その他の材質問わず密着性に優れ、下塗り材として使用すれば抜群の強度を発揮し、ワレ・ハガレ等の発生を食い止めます。また、骨材との配合比をかえることによりペースト、ペーストモルタル、モルタル工法ができます。
特長
- ●材質を問わず高い密着性
- ●使用目的に合せた豊富な骨材
調合
- ●液材の調合
73Rの基材と硬化剤を4:1(重量比)の割合で混合し、よく撹拌してください。
- ●骨材の調合
・ペースト状で使用する場合…調合された73R液材:ケイ砂=1:(1~3)
・モルタル状で使用する場合…調合された73R液材:ケイ砂=1:(5~6)
※骨材の粒度は通常ペーストの場合7号、モルタルの場合5号を使用しますが、用途に応じ他の粒度も応用してご使用下さい。
施工
- 【ペースト状(ペースト工法)】
調合された材料を補修箇所に適量流し込みコテでならしてください。コテがべたつく場合はシンナーをコテにつけてください。
- 【モルタル状(レヂモル工法】
先ず調合された73R液材をハケ又はローラーで補修個所に塗布し、(タックコート)直ちに骨材の調合された73Rに平滑になる程度に軽くコテでならし、次にコテにシンナーをつけ軽くしなる様にならしてください。硬化後、73R液材を再度塗布(トップコート)すると更に強度が得られます。
用途別工法・目安
・温度が高い場合、ポットライフが短くなりますので、適量ずつ混合してください。
・皮膚に付着した場合は直ちに洗い落としてください。ゴム手袋の使用をお勧めします。
・硬化時間…20℃で約5時間